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BMW MINI(R60)の内装を外す
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BMW-MINI(R60)の内装を外す

オーディオ周りを外した写真
2013年3月式BMW-MINICooperS(R60) 

サンルーフ付き

BMW-MINI(R60)に
ETCやドライブレコーダーやナビ等を
取り付けるためには内装をある程度取り外す
必要があります。
ここでは最低限必要な分解方法をご紹介します。

左は
株式会社ピービー」様の
HPに掲載されているR60の内装取り外しの要領です。
しかし、これだけではわかりにくいので
写真を交えてご紹介します。

ここでの目的はオーディオパネルの取り外しです。
赤丸の部分のみ取り外せはOKです。
絵ではどの部分がどの範囲で外れるのか
が参考になります。

正直言うと、R56においても国産車に比べて
内装の取り外しは厄介でしたが、
R60はさらに多くの部品を取り外し必要が
あります。何度も作業したくないですね。

どこまで取り外せばいいのか?
ここではオーディオのパネルを取り外す
までの過程をご紹介します。

左の紹介みたいには取り外せない
箇所があったり、取り外す必要のない
部分があったりします。



私はオーディオ関連の内装を取り外し、

・iPhone用バックミラーミニター(ミラー部)
・ドライブレコーダー(フロントガラスミラー後ろ)
・ETC(グローブボックス内)
・スマートフォン用電源
 (センターコンソール部、余り配線はセンターコンソール内)


など取り付けました。
iPhoneの接続の仕方は「MINIでiPhoneを利用する」を参考にしてください。

工具
MINIの内装を取り外すには写真の工具が必要です。
国産車のようなプラスドライバーではありません。トルクスドライバーです。
主に使うのは「T-15」「T‐25」というサイズです。
100円ショップでも売られていますので確認して見てください。

また、内装を取り外す時に便利な「内張りはがし」があると便利です。
内装に傷をつけずに隙間に挟んで取り外すことができます。
センターコンソールパネルの取り外し
結果から言いますと、
この写真の状態までにするには
上記の説明図の以下の順番で
部品を取り外します。

【運転席側】
Fサイドパネル
G運転席アンダーカバー
Hセンタコンソール右カバー

【助手席側】
C助手席サイドパネル
D助手席側アンダーカバー
EグローブBOX
Hセンターコンソール左カバー

【センター】
Jドリンクホルダー
Kセンターコンソールアンダーカバー
Lセンターコンソールパネル

【取り外す必要がない】
Aグリルカバー
Bメーターパネル
Mメーターカバー
Nメインユニット


R56との違いは
助手席側の取り外しが多いことです。
運転席側
Fサイドパネル
サイドパネルは両側とも単にフックで止められているだけです。
引っ張れば外れます。



G運転席アンダーカバー
左の写真のように下側にネジが3つあります。
(写真は2つしか写っていません)


上側はこのようなフックで止められています。
手前に引っ張れば外れます。
Hセンタコンソール右カバー
ここもフックで止められています。
手前に引っ張れば取り外せます。

青丸はネジになっていますので
ここも取り外してください。
Lのセンターコンソールパネルを取り外す
ためのネジです。
助手席側

C助手席サイドパネル
ここもフックで止めらてているだけです。
手前に引っ張れば取り外せます。

D助手席側アンダーカバー
下から見るとネジが見えますので、
まずネジを取り外します。

ネジが取り外せたら、写真のフック部を
手前に引けば取り外せます。

EグローブBOX
グローブボックスは7箇所でネジ止めされています。
ネジを取り外せば取り外せますが、
グローブボックスの照明が接続されていますので
グローブボックスを取り外すときは
照明の線に注意してください。

Hセンターコンソール左カバー
これは、フックのみですので運転席側と
同じく手前に引っ張れば取り外せます。

青丸のネジは
Lのセンターコンソールパネルを取り外す
ためのネジです。

センター

Jドリンクホルダー
写真のネジを3箇所外します。

ネジを取り外したら、
3cmくらいレースにはまっていますので
ドリンクホルダー全体を
レールに沿って前に引き抜きます。



Kセンターコンソールアンダーカバー

ドリンクホルダー上部は写真のように
シフトレバーのみで自由になります。

ドリンクホルダーの下部は残ります。
ドリンクホルダー下部は浮かすことができます。

赤丸のセンターコンソールアンダーカバーは
手前に引き抜きますが、
ドリンクホルダーの下部が邪魔で抜けません。
写真のように、ドリンクホルダーの下部を
浮かせて左右のどちらかにずらして抜きます。

この部分の取り外しは少しコツが必要です。

ここまで取り外せば、
目的のセンターコンソールパネルが取り外せます。

Lセンターコンソールパネル

ここで注意が必要です。下写真のように
Bのメーターパネルの下側を少し浮かせます。
手前に引っ張れば浮きます。
パネル全部を取り外す必要はありません。

このように浮かせた状態であればセンターコンソールは
配線のみつながった状態で出てきます。
あとは配線コネクタを取り外せば取り出せます。
ここでは取り外す必要がなく、この状態で
グローブボックスに設置したETCの配線を運転席まで
通しました。

実は、このオーディオ部は取り外すとわかりますが、
いろんな隙間があります。ナビの本体も入る隙間があります。
いろんなものをこの中に設置することが可能です。
【オーディオコネクタ取り外し方法について】
【オーディオコネクタ取り外し方法について】

欧州車はオーディオコネクタの取り外し方法が
国産車と違います。
国産車は爪部が有り爪を抑えながら取り外し
しますが、欧州車は写真のようなコネクタで
レバー式になっています。
レバーを倒すことでコネクタが抜けます。
逆にコネクタを取り付けるときはレバーを
起こせば取り付けできます。

国産車の分解になれた方は少し
戸惑うかもしれません・・
ご注意ください。

写真提供:はらっこさん

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